毎日が経営学

テクノロジーをビジネスにするための考え方を書いていくブログ

目指せ高速タイピング!はじめて単語登録をする時の簡単なコツ。食わず嫌い状態の私も、たった1日でメリットを実感できた方法

landyny.hatenablog.com

↑のブログで、書評を書きました。
仕事は1日8時間だけ!を実現するために、
仕事のスピードをどんどん上げないといけない
そのための方法として、
パソコンに単語登録を200個くらいすることが提案されていました。

200個も、何を登録したらいいんだ・・・とか、
そんなそこまで速度は上がるだろうか?
などと考えていました。

でも、今日登録してみました・・・
すると、格段にスピードが上がりました!




なぜ今まで単語登録をしていなかった

まあ食わず嫌い状態だったわけですよ。
いちいち登録するのなんてめんどくさそうだし、
自分タイピング速いからいいやって。
でも、書籍で提案されていたので、とりあえずやってみることにしました。



単語登録で入力の速度を上げていくために必要なこと

  • 単語登録画面を呼び出すショートカット『Ctrl+F10』を覚える
  • 入力中、「イラっ」っと感じたり、スペースキーを連打したらその単語はすぐ登録する
  • Shiftを押したりしないといけない特殊な記号も登録する
  • 一気に登録せず、少しずつ登録する
  • 3文字ルール

あたり、今日やってみて大切だなと思いました。

  • 単語登録画面を呼び出すショートカット『Ctrl+F10』を覚える

まず、マウスカーソルを右下にもっていって右クリックで開くのなんて、
めんどくさすぎるんですよ。
CtrlとF10のショートカットを覚えていれば、
すぐに登録画面を呼び出せます。

  • 入力中、「イラっ」っと感じたり、スペースキーを連打したらその単語はすぐ登録する

入力していて、1つの単語が長かったり、同じ文字を何回も打ったり、
スペースキーを押しまくって変換を選択したり。
そういう、「イラっ」を感じたら、その場で登録しましょう。

このブログ記事を打ちながら、
「ショートカット(しょー)」
「単語登録(たんご)」
あたり、登録したくなりましたよ。笑


- Shiftを押したりしないといけない特殊な記号も登録する
これも、イラっとする瞬間ですね。
典型的なものは、(月) とか。
(月)が げつよ とかで出てくると、もう超便利。

  • 一気に登録せず、少しずつ登録する

必要に応じて、イラっとした瞬間に1つずつ登録してくのがいいのではないかなと。
一気に登録すると、何を登録したか忘れてしまうと思います。

  • 3文字ルール

これは、今日勝手に決めたルールです。
ひらがな3文字で登録する。
なぜ3文字かというと・・・
薬学時代に、2文字のオートコンプリートで薬を処方するとミスが起こりやすいので、
3文字以上で変換しましょう、と習ったからです。笑

例えば、
おせわ → お世話になっております
いかが → いかがでしょうか
しょう → 承知いたしました

など。
典型的なものをいくつか登録するだけでも、驚くほど速くなりました。



初日に登録した単語の例

今日は50個くらい登録しました。

○○大学
所属部署
産学連携
よろしくお願いいたします
お世話になっております
大変申し訳ありません
ご確認よろしくお願いいたします
ありますでしょうか
どうぞよろしくお願いいたします
お願いできますでしょうか
お願いいたします
ありがとうございます
用途探索
(月)
(火)
(水)
(木)
(金)
(土)
(日)
電子ノート
ニュース記事


このあたりを登録しただけでも、
かなり速くなりました。
定型文は、細かく登録しすぎると逆に混乱することもあると思うので、
使いにくかったら消したりなど、適宜していきます。

仕事の生産性をあげるための創意工夫をやり続ける一歩

この単語登録を工夫し続けることも、
生産性をあげるための創意工夫の継続のひとつかなと思います。

【書評】『自衛隊メンタル教官が教えてきた 自信がある人に変わるたった1つの方法』無意識な目標で日々を過ごすとネガティブな自己評価になってしまう

こちらの書評です。

自分の仕事と自分の生き方に
自信を持ちたいなと思って、読みました。

そして、たった1つの方法、をこれからやっていこうと思います。


自信には3種類ある

第一の自信は、ある課題ができるという自信
第二の自信は、身体や頭脳に対する自信
第三の自信は、愛される、人間関係をうまくやれる自信

自信には、3つのタイプがあります。
国家試験に合格できた!といった自信は、第一の自信。
ある一定レベルの試験であれば、
勉強すれば超えていけるだけの頭脳を持っている、というのが第二の自信。
第三の自信は、対人関係での自信。

強調されていたのは、
第一の自信を積み重ねても、第二第三の自信を補完することはできないということ。



無意識で日々を過ごすと、無意識上の目標設定を達成できなくて自信を失う

例えば、ある打合せがある。
その打合せの後、
「なんか、上手くいかなかったなぁ・・」
「あまり話を聞きだせなかったなぁ・・・」
「こちらの意図が伝わったかなぁ・・・」
という感想ばかりが頭に浮かんでしまうような場合。
これは、無意識に
『相手から完璧に話を引き出し、こちらの意図もすべて伝わる』
という目標設定をしてしまっていて、
そこへ到達できない事から、
ネガティブ思考へ陥ってしまっている。

これに対してどうするか。
答えは、意識して細かく目標設定をする。
上の例でいえば、

  • 相手の考えを、1つ以上聞きだす
  • こちらの意図はすべて伝わる必要はなく、○だけ伝わればよい
  • 険悪な雰囲気にならずに終えられたらOK

という風に、細かく目標設定を始めにしておけば、
打合せが終わった後に、
「1つは考えを聞けたな」
「まあ全部は伝わらなかったか」
「険悪にはならなかったな」
という風に、あらかじめて設定した目標をクリアしていると
考える事ができるので、
必要以上にネガティブにならずにすむ。

これを意識して取り組むことで、
日々、必要以上にネガティブな自己評価をしないですむ。
なるほど!!



自信がある人に変わるたった1つの方法

サイコーの評価法 という方法を著者は提案しています。
どういう事かと言うと、
その日にあったことを、

  • 良かったこと3つ 3(さん)のサ
  • 悪かったこと1つ 1(いち)のイ
  • 今後の改善1つ  (こんご)のコ

でふりかえること。

大切なことは、
必ずのこ、3個-1個-1個というバランスを守ること。
悪い事は挙げ始めるとキリがないので、
必ずこのバランスを守り、
なんとなく良い日だった、感じでふりかえること。
これを継続していくと、
少しずつ自信がついていくそう。


ということで、記念すべき1日目、やってみました。
一部組織名・個人名は伏せます。笑

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今日はこんな感じでした。

たしかに、こうやって振り返ると、
なんとなく陽気な良い一日で、
かつ改善点もある、という感じになりますね。

継続してみよう。

【書評】『最速のリーダー 最少の時間で最大の成果を上げる』とにかく仕事は1日8時間!

赤羽雄二さんの、
最速のリーダー 最少の時間で最大の成果を上げる
を読みました。

最速のリーダー 最少の時間で最大の成果を上げる

最速のリーダー 最少の時間で最大の成果を上げる

メッセージが具体的で、一気に読んじゃいました。



この本から受け取った大きなメッセージ

まず、私が受け取ったメッセージは、
仕事はとにかく1日のうち8時間。創意工夫をし続けて、
仕事は8時間でまわるようにする。
そうしないと、中長期的な成長は望めない。

ということ。

なぜ仕事を8時間で終えなければならないか?
それは、睡眠、休養、や家族・パートナとの時間、自己研鑽、
そういった絶対に確保すべき時間を24時間から引くと、
8時間だから。

以前、私もブログで、労働時間を決めるのではなくて、
先に休息時間を決めるのが良いという考えと、
長時間労働すると外部環境の変化に気付くことができないという考えも
書きましたが、
今回読んだ本のおかげで、
その部分についてとても納得できました。

landyny.hatenablog.com
landyny.hatenablog.com

また、
仕事を8時間で終われるようにすると、
子育て中の親でも、
文化の違う外国人労働者でも、
優秀で引っ張りだこの人材でも、
みんな雇用することが出来る。

この、24時間の3分の1である8時間だけを仕事にあてようという考え方、
私は大賛成です。



残業ゼロを実践するための具体的なアプローチが書かれている

この本では、具体的な方法まで書かれています。

  • 残業ゼロによって減った分のお金を、最初は払うこと
  • 残業ゼロに対する貢献度金を払うこと

どう本気で残業ゼロに取り組ませるかが大切ということが強調されています。



今の私の業務につかえる、仕事のスピードを上げる考え方

この本を読んでいて、今の自分の仕事に有効だと思った箇所は、

  • 部下に任せて文句をつけるのではなく、直接関わって最速で仕上げる
  • もっと情報がほしいと思っても、今ある情報で決める、継続審議はただの逃げ
  • パソコンに単語登録を200個ほどして、メールなどの入力速度を上げる
  • 一番難しい仕事に、目をつぶって飛び込んでみる
  • 即決するとミスは起こるが、スピードが速い分挽回ができる

このあたり、非常に私には刺さりました。


  • 部下に任せて文句をつけるのではなく、直接関わって最速で仕上げる

私は、よく事務職員に仕事をお願いするのですが、
口頭だけで「○○と○○で、表を作成しておいて~」
などと言うことも多い。
今後は、紙とペンをつかって
「ここに○、ここに○の項目で、表を作成してほしい」
と、アウトプットのイメージを共有して、仕事をふるように心がけようと思いました。



  • もっと情報がほしいと思っても、今ある情報で決める、継続審議はただの逃げ

これは日々痛感します。
情報はいくらでも欲しいと思ってしまいます。
それはただの逃げだと思って、今ある情報だけで決めていくことを、意識しようと思います。



  • パソコンに単語登録を200個ほどして、メールなどの入力速度を上げる

現状、Windows10の予測変換は非常に優秀だなと感じていたので、
1単語の登録もしていませんでした。
200個・・・すぐに思い浮かぶか分からないですが、
自分の所属部署とか、いろいろ登録してみようかな。



  • 一番難しい仕事に、目をつぶって飛び込んでみる

これも、やはり難易度の高い仕事ほど、
「準備をしてから」
「あの人に話をきいてから」
などなど、後回しにしたくなる心理はとても分かります・・・。
でも、思い切って飛び込んでみる訓練がいるんですね。



  • 即決するとミスは起こるが、スピードが速い分挽回ができる

時間をかけて完成度の高いものを目指すのではなくて、
スピード重視でまわりの人にミスを見つけてもらうというアプローチ、
私にはとても良いと思います。



おわりに、私の決意

よく、
スタートアップはしんどいよ!
仕事が大好きで、ハードワークに耐えられないと無理だよ!
・・・など聞きますが、
中長期的に成長していくために、死ぬほど働くことよりも、
仕事時間を8時間でおさめる工夫をこらすことのほうが、
難易度が高いのではないかと思いますが、
私は8時間でおさめる努力をしていきたい。

先日読んだ本↓でも、長時間労働から長期間労働へ、
とのメッセージがありました。
landyny.hatenablog.com

8時間以上働かない勇気、ふりしぼっていきます。

トライアンドエラーが詰まったすばらしい記事『日本企業は「礼儀正しく時間を奪う」 マイクロソフトが働き方改革で歩んだ“地雷だらけ”の道』

ちょっと古いですが、下記記事を読みました。
トライアンドエラーが生々しく書かれていて、
夢中で一気に読んでしまいました。

logmi.jp

私自信、大企業で働いていた経験や、
昨今の働き方改革・健康経営の状況を見ていて、思ったこと。

「私は会議でなにかが決まるのを初めて見ました」

Microsoftインターンに行った日本企業人が言った言葉だそうです。
私もこれについては、とても共感できます。
会議が儀式にしかなっていない場合が多く
「一応、会議というステップを経て、みんなで決めたことだからねっ!」
っていう儀式にしか見えないものも多かったですね。
あと、会議が終わったあとの帰り道で、
「でもあれさあ・・・」
って話始める社員。会議で言えよ。


「礼儀正しく時間を奪う」。礼儀は正しいんです。良かれと思ってやっているんです。ですが、結果的に裁量能力があるはずの人の一番貴重な時間というリソースが奪われていってしまうんですね。

なんでもかんでもFace to Faceで報告しよとして、
とても高い価値を出せる社員の時間をどんどん奪う例のお話。
お伺いとか、ご報告とか、
逐一やっても時間の無駄ですよねぇ。


働き改革の話をするとき、必ず管理職が思うこと。何を思うのか。「そんなにね、いつでもどこでも仕事ができるようにしたら社員が仕事をサボるのではないですか?」。心配しないでください。私の答えは1つです。「そういう社員はもうサボってます」。サボっているんですよ、そういう人たちは。よーく見てみてください。きっとネットサーフィンしてます。スマホの中でなにか買い物してます。結局、サボり方が変わるだけなんですよ。

なるほどです。
たしかに、管理職となると、すべての人を拾おうとしてしまうんでしょうが、
そこはもうサボり方が変わるだけだと思えばいいんですね。





これ、現地で聞きたかったな。