【書評】『最速のリーダー 最少の時間で最大の成果を上げる』とにかく仕事は1日8時間!
赤羽雄二さんの、
最速のリーダー 最少の時間で最大の成果を上げる
を読みました。
- 作者: 赤羽雄二
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/07/13
- メディア: 単行本
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メッセージが具体的で、一気に読んじゃいました。
この本から受け取った大きなメッセージ
まず、私が受け取ったメッセージは、
仕事はとにかく1日のうち8時間。創意工夫をし続けて、
仕事は8時間でまわるようにする。
そうしないと、中長期的な成長は望めない。
ということ。
なぜ仕事を8時間で終えなければならないか?
それは、睡眠、休養、や家族・パートナとの時間、自己研鑽、
そういった絶対に確保すべき時間を24時間から引くと、
8時間だから。
以前、私もブログで、労働時間を決めるのではなくて、
先に休息時間を決めるのが良いという考えと、
長時間労働すると外部環境の変化に気付くことができないという考えも
書きましたが、
今回読んだ本のおかげで、
その部分についてとても納得できました。
landyny.hatenablog.com
landyny.hatenablog.com
また、
仕事を8時間で終われるようにすると、
子育て中の親でも、
文化の違う外国人労働者でも、
優秀で引っ張りだこの人材でも、
みんな雇用することが出来る。
この、24時間の3分の1である8時間だけを仕事にあてようという考え方、
私は大賛成です。
残業ゼロを実践するための具体的なアプローチが書かれている
この本では、具体的な方法まで書かれています。
- 残業ゼロによって減った分のお金を、最初は払うこと
- 残業ゼロに対する貢献度金を払うこと
どう本気で残業ゼロに取り組ませるかが大切ということが強調されています。
今の私の業務につかえる、仕事のスピードを上げる考え方
この本を読んでいて、今の自分の仕事に有効だと思った箇所は、
- 部下に任せて文句をつけるのではなく、直接関わって最速で仕上げる
- もっと情報がほしいと思っても、今ある情報で決める、継続審議はただの逃げ
- パソコンに単語登録を200個ほどして、メールなどの入力速度を上げる
- 一番難しい仕事に、目をつぶって飛び込んでみる
- 即決するとミスは起こるが、スピードが速い分挽回ができる
このあたり、非常に私には刺さりました。
- 部下に任せて文句をつけるのではなく、直接関わって最速で仕上げる
私は、よく事務職員に仕事をお願いするのですが、
口頭だけで「○○と○○で、表を作成しておいて~」
などと言うことも多い。
今後は、紙とペンをつかって
「ここに○、ここに○の項目で、表を作成してほしい」
と、アウトプットのイメージを共有して、仕事をふるように心がけようと思いました。
- もっと情報がほしいと思っても、今ある情報で決める、継続審議はただの逃げ
これは日々痛感します。
情報はいくらでも欲しいと思ってしまいます。
それはただの逃げだと思って、今ある情報だけで決めていくことを、意識しようと思います。
- パソコンに単語登録を200個ほどして、メールなどの入力速度を上げる
現状、Windows10の予測変換は非常に優秀だなと感じていたので、
1単語の登録もしていませんでした。
200個・・・すぐに思い浮かぶか分からないですが、
自分の所属部署とか、いろいろ登録してみようかな。
- 一番難しい仕事に、目をつぶって飛び込んでみる
これも、やはり難易度の高い仕事ほど、
「準備をしてから」
「あの人に話をきいてから」
などなど、後回しにしたくなる心理はとても分かります・・・。
でも、思い切って飛び込んでみる訓練がいるんですね。
- 即決するとミスは起こるが、スピードが速い分挽回ができる
時間をかけて完成度の高いものを目指すのではなくて、
スピード重視でまわりの人にミスを見つけてもらうというアプローチ、
私にはとても良いと思います。
おわりに、私の決意
よく、
スタートアップはしんどいよ!
仕事が大好きで、ハードワークに耐えられないと無理だよ!
・・・など聞きますが、
中長期的に成長していくために、死ぬほど働くことよりも、
仕事時間を8時間でおさめる工夫をこらすことのほうが、
難易度が高いのではないかと思いますが、
私は8時間でおさめる努力をしていきたい。
先日読んだ本↓でも、長時間労働から長期間労働へ、
とのメッセージがありました。
landyny.hatenablog.com
8時間以上働かない勇気、ふりしぼっていきます。