毎日が経営学

テクノロジーをビジネスにするための考え方を書いていくブログ

交渉の場に同席させるパートナーは、相手のタイプにあわせてポケモンのように入れ替えよう。

契約交渉、打合せなどにのぞむとき、
自分1人で行ってもいいのですが、
相手が複数の場合もあるので、
やはりこちらも2人くらいが良いケースが多いように思います。

そこで、交渉に同席してくれるパートナーをどう選ぶかはとても大切な問題です。

いつも一緒にいる先輩を連れて行くのではなく、
交渉相手のタイプにあわせて、
ポケモンのように、
交渉パートナーを入れ替えるのが良いでしょう。笑

まさに、相手がほのおのタイプのポケモンを出して来たら、
こちらが水タイプのポケモンを用意するように。



斬り込み隊長的な年配の先輩 + 私

声が大きく、思い込み激しく、早とちりな年配の先輩を連れて行き、
先輩がムチとなり、
私がニコニコして飴となる。
この場合、先輩を交渉の場に連れ出す時は、
「先輩のガツンと一言が、ききますわ~。」と、お願いします。

即決力のあまり無い、「持ち帰って検討させていただきます」と言いそうな
先方に対して、おそらく有効。



静かに相手の話を聞く中年の先輩 + 私

私が率先してどんどん話すのですが、
若さもあり、少しツメがあまめ。(自然にやってもそうなる)
そこを先方は突こうとするけども、
すかさず先輩が俯瞰的な視点からフォロー。
この場合、先輩を連れ出す時は、
「どのくらい成長したか、見てください。」と、お願いします。

比較的若く、新しい事にもチャレンジしたがる先方に、おそらく有効。
まあ全般的に有効かな。



官僚的な発言ばかりの年配の先輩 + 私

先輩に率先して官僚的な話をしてもらい、
先方がイライラしてきたであろうところで、
私が砕けた表現で、具体的な事例をもって説明します。
先方が、「こいつは話が分かるぞ」と思ったらしめたもの。
この場合、先輩を連れ出すというより、
官僚的な理由で先輩が参加するべき理由を用意して、
参加の必然性をつくり、「私も同席させていただきます。」と言います。

若いエネルギーバリバリの先方に有効でしょうか。



おわりに

若干ブラックジョークが入りましたが、
どれも有効ですよね。

ポケモンを入れ替えるように交渉パートナーを入れ替えるテクニック、
今後もどんどん身に着けていきたいと思います。