毎日が経営学

テクノロジーをビジネスにするための考え方を書いていくブログ

シーズン1-4話:人に信じてもらえるために、人を信じる。ドラマ『シリコンバレー』全レビュー。

 

4話目ですね。

そろそろ、レビューもめんど・・・いやなんでもありません。

 

 

 

今回も、考えさせられる内容でした。

 

 

自分の会社なのに、自分でビジョンを語れないことに悩む

主人公リチャードの悩み

主人公のリチャードが、自分が発明したアルゴリズムをベースに起業したのに、

この会社のビジョンを語れないことを、悩み始めます。

 

目的地はなんとなくしか分からないから、

そこへの具体的な行き方は、もっと説明できない・・・・

という風に、悩みます。

 

現実のベンチャーでもよくある悩み

こういった悩みは、実際に技術をベースにした創業の場合、よくあります。

技術の競合優位性が高く、模倣もされにくいだろうという理由で、

技術をベースに起業するのですが、

目的やビジョンが定まっていない。

 

もちろん、アーリーステージのベンチャーは、

明確な目的が定まっている場合は逆に珍しく、

トレンドや状況によって毎日変わりますが、

それでも、投資家にプレゼンする時など、

ビジョンを語る必要があるシーンはあります。

 

スタートアップ企業において、人を信用して仲間に加えるときに何を重要視するのか

主人公が酔っ払って取締役を増やしてしまうが、最終的には本当に取締役を任せる

主人公がパーティーに出席して酔った勢いで、

主人公が入居しているインキュベーション施設のアーリックを、

取締役に任命してしまいます。

酔いが冷めたあと、大げんかをするのですが、

投資家の前でプレゼンする際に、

主人公リチャードが上手に言語化できない部分を

アーリックが見事に説明したことに感動して、

リチャードはあらためてアーリックを取締に任命します。

 

 

スタートアップにおいて、何を基準に仲間を選ぶのか

リチャードは最終的に、アーリックのビジョンを語る能力を見て、

取締役に任命しますが、

実際の創業の現場では、何を重要視して仲間に選ぶのかというと、

  • 相手に、自分よりも優れている能力があることを素直に認めることができた
  • スキルにおいても、他の誰とも重複せず、アウトソースも合理的ではない
  • 目指す志に賛同してくれた

このあたりの要件が、仲間に選ぶ基準になるでしょうか。

 

当然、優秀だったり学歴だったり経験だったり、

いろんな必要な要素はありますが、

やはり志の共有だったり、

自分には到底もっていないものを相手がもっていると感じたりする場合など、

人間的な部分にフォーカスして、

選ぶことが多いんじゃないでしょうか。

 

 

おわりに

今回の話は、テクノロジーの中身よりも、

人間味にフォーカスされた話でした。

ドラマシリコンバレーには、個性的な人物ばっかり登場するので、

見ていてとても楽しいですね。

 

堅苦しい職場で働いている人は、

見るとリラックスできると思います。(笑)

 

 

 

 

よければ、シーズン1の1話からどうぞ。 

landyny.hatenablog.com

 

 

 

(おしまい。)

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