毎日が経営学

テクノロジーをビジネスにするための考え方を書いていくブログ

『AIによる最適化』『独自のアルゴリズム』を無条件に信じて思考停止にならないように。

最近よく目にしませんか。
『AIが最適な条件を導き出します。』
『AIによって判定します。』
『独自のアルゴリズムにより、導き出されます』


こんな表現を見た時、
無条件に信用して、思考停止してませんか?

でも、中身を知ってしまえば、たいしたことはないです。
そして、そんなAI搭載を売り文句にしてものが高額な場合、
急に価値が下がったように感じるでしょう。笑



AIが意味するものが何か、考えてみよう

AIと言われて、「すごいものが、上手に考えてくれるんだ~」と、
安易に考えず、
そのAIが意味しているものを考えましょう。
AIと一口に言っても、
計算式によって出される答えだったり、
場合分け、パターンわけからの当てはめだったり。

AIの中身を知ってしまえば、なんの事は無い場合も多いです。


独自のアルゴリズムという表現は、良い意味だけではない

独自のアルゴリズムという表現を、最近よく目にするのは、睡眠サポートアプリですね。
人間の睡眠サイクルをスマホのアプリが検知して、
目覚めの良いタイミングでアラームを鳴らしますよ、ってアプリ。
そのアプリの紹介文に、だいたい『独自のアルゴリズムにより睡眠サイクルを検知』とか書いてませんか?
アプリにもよりますが、アルゴリズムが不完全だったり、なんちゃってだったり、
誤差が大きかったりして、表現を濁す場合に、『独自のアルゴリズム』とごまかす場合があります。
モノは言い様というやつですね・・・。




これからの時代、AIにホワイトカラーの仕事さえ奪われると言われていますが、
AIは脅威と考えるより、使いこなせるようになれば良いと思います。
AIが意味するものを考え、AIを有利に利用できるのはどんなときなのか考え、
使いこなすことが求められるんじゃないでしょうか。