毎日が経営学

テクノロジーをビジネスにするための考え方を書いていくブログ

ブログ『毎日が経営学』についてと、自己紹介。

誰に読んでほしいブログか

このブログは、
20代~30代くらいの、いわゆる逃げ切り世代ではない、
逃げ切れない世代の人に向けて、
科学技術・テクノロジーをビジネスにするには、
どうすればよいかを発信するブログです。

ベンチャー企業を立ち上げたい人
・今働いている企業に依存したくない人
・今後の自分のキャリアが不安な人
・仕事を人生と考えて、楽しく生きたい人

上のような人にとって、
有益なブログを目指しています。



『毎日が経営学』の意味

数年のうちに、ベンチャー企業を経営し、テクノロジーからビジネスを
生み出したいと考えています。
その経営力をアップさせるネタは、毎日そこらじゅうにころがっていて、
毎日の学びを自分の血肉にしていくことは可能だと考えていて、
これが、毎日が経営学の意味です。

ビジネス、仕事術、働き方、コミュニケーション、テクノロジー
などなどについて、考え・問題意識・斬新な解決法などを
書いています。



ランディーニの自己紹介

ざっと経歴は、

1989年に京都で誕生。

2013年3月に某大学の薬学部を卒業、薬剤師免許を取得。

2013年4月から2016年12月まで大手メーカーのグループ会社で
新規の医療機器事業立ち上げの仕事をしました。

2017年1月から9月まで、大手メーカーでヘルスケア分野の
新規事業立ち上げの仕事をしました。

2017年9月から現在は、
某大学内の研究成果・特許などをビジネスにする仕事を
しています。

これまで一貫して、テクノロジーをベースとした、
新しいビジネスの立ち上げをやってきました。

新しいこと、新しい遊び、新しい仕事が大好きです。



京都の着物職人(京友禅)の家に生まれましたが、
伝統工芸の文化や家柄に適応できず、後継者にならず。
着物の色挿し手技の修得より、染料の化学構造・蛍光吸光メカニズムのほうが
よっぽど興味がありました。

着物としての芸術よりも、
芳香環や化学構造の美しさのほうが
芸術だと本気で考えていました。




常に、安全そうな道よりも楽しそうな道を選んで、
生きてきました。
これからも、そうすると思います。
まず目先で面白そうなものは、
ベンチャー企業の経営ですね!



(よければTwitterのフォローもお願いします)
twitter.com

シリコンバレーで新規事業開発をしていた人に聞いた成功のための3つの条件が、日本企業の風土と真逆だった

仕事で、シリコンバレーで長年新規事業をつくる仕事をしていた人に、
スタートアップなどで新規事業をつくるときに大切なポイントを
3点、教えてもらいました。
それが・・・
日本企業の真逆で。

その3つのポイントとは。



1:若いうちに大失敗をすること

大失敗の中身は聞けなかったですが、
おそらくはスタートアップに失敗するレベルの事だと感じました。

それに比べると、日本企業の社員は、
失敗しないように、
事前にリスクをゼロにするように努力する。。。。
リスクを取って挑戦して、
ほんのちょっと失敗しただけで、
周りの人から後ろ指をさされる。
スタートアップに失敗するのと比較すれば、
へでもないような失敗なのに。


若いうちの大失敗、
経験したくないけど、大失敗するぐらい思い切りやりたいですね。



2:職をかえること

1つの仕事ではなく、いろんな組織でいろんな仕事をすること。
日本でも、終身雇用を前提とした働き方をしようと考えている若い人は
減ってきたように感じますが、
それでも企業に安定を求めますよね。
例え終身雇用が事実上なくなってきてるとはいえ、
できれば、今の企業にずっといて、
ずっと収入を得られれば良いな、という感情がある人は
たくさんいると思います。

成功のために大切なことは、
今の仕事がずっと続けばいいなということではなくて、
職をかえていくこと。



3:コンペチター(競合会社の人)と話すこと

これが、日本の社会人にとってハードルが高いんじゃないでしょうか。
自分の会社のライバル企業の人を、
腹を割って話せということです。
日本企業って、
ほんとにクローズドで、自前主義で、
イデアも外に出さずにやろうとするんですよね。
でも、
例え同業他社のライバルであったとしても、
必ず企業ごとに強みは異なるはずなんですよ。
なので、コンペチターと業界の話や次のビジネスの話をすることで、
自社の強みとライバル企業の強みが明確になり、
自分たちがどこを攻めるのが良いのか、
明確になるんじゃないでしょうか。
口を閉ざしてないで、
積極的に考えていることを発信していくのが良いと思います。



私自身がどこまで出来ているか

この、
1:若いうちに大失敗をすること
2:職をかえること
3:コンペチター(競合会社の人)と話すこと

のうち、出来ていることは、
2の職をかえることと、3のコンペチターと話すこと、ですね。
2は、今で仕事を初めて6年目になりますが、
某P社グループでの医療機器研究と、某P社でのヘルスケアR&D、
そして現在の大学技術移転ということで、
新規事業をつくるという部分は共通していますが、
仕事はかわっています。

3の、コンペチターと話すことも、
私は抵抗がありません。
イデアだけというより、それ以外にも実行力の壁だったりがあるので、
あまり隠さずに話すタイプです。

1の、若いうちの大失敗は、まだですね。
これからスタートアップして、そして大失敗でしょうか・・・・。


この3点、意識してがんばっていこうと思います。

言い回しは重要ではない!確認依頼に使える、シンプルな英語メールの例文。

最近、仕事で英語のメールを打つようになりました。

先輩から、英語のメールで大切なことを教えてもらいました。

その内容は、
・日本語のメールをそのまま英語にするな!
・言い回しよりも、構成を分かりやすくする!

の2点です。

具体的に説明していきます。




下記は、日本語でのよくあるメールです。

【日本語による、よくあるメール例】

XX様

ランディーニです。
この度は、どうもお世話になります。

私どもの活動を日々ご支援いただき、
どうもありがとうございます。
取り急ぎ、プログラムの概要をお送りさせていただきます。

内容等をご確認の上、ご不明な点等ございましたら、
お気軽におたずねください。

また、もしよろしければ、
○○はいかがでしょうか。
また、△△についても、ご検討くださいますでしょうか。
お手数ですが、こちらとしては□□にも、お答えいただけますと幸いです。

当日、お会いできますことを、大変楽しみにしております。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
【おわり】


こんな感じのメールを仕事で送る事は、
よくあります。

このメールの目的は、
・相手へのプログラムの送信
・相手に、○○と△△と□□の質問に答えてもらう

の2つですよね。
それ以外の部分は、マナーというか、
お気を損ねないための内容です。

そして、このメールを英語にするときに、やってしまいがちな失敗は、
上の日本語メールをそのまま英語に訳そうとすること。

すると、どんなメールになるか。

【ダメな英語メールの例】

Dear XX

Hello. My name is Landyny.
I really appreciate for your kindly supporting us.
I am pleased to inform you Programs.
If you have any question, please feel free to ask me.

And, please tell me ○○?
And, can you consider △△?
And, I know that is not convenient, but I want you to □□...

I am looking foward to seeing you in Japan.

Best regards,
Landyny
【おわり】


どう思いますか。
今回伝えたい、
・プログラムを送ること
・3つ質問をすること
の間に、いらない文章がいっぱい入って、
とっても見にくい。
どこにリアクションすべきポイントがあるのか、
分からない。


じゃあどう改善すれば良いか。




【シンプルで良い英語のメール例】

Dear XX

I am pleased to inform you of the Programs.
Please tell me following 3 question.
1.
2.
3.

So I am looking forward to seeing you in Japan.

Best regards,
Landyny
【おわり】


これでいいんですよ。
英語がネイティブ並みに得意なわけではない僕は、
こういうメールでいいんですよ。

無駄な内容を省き、
構成を分かりやすくする。

カッコイイ英語の言い回しを使おうとするのではなく、
例文転用でかまわないから、
構成を分かりやすくすることに、努力をする。


これが私が先輩にまず教わった、英語メールの基本です。

現在実践中です。

ブラック企業を辞めらない友人から聞いた、異常な仕事の価値観。

とあるブラック企業に勤める友人に
ブラック企業での日々のことを、ブログに書いたら?
俺のブログより、よっぽどおもろいんじゃない?」
と言ったら、
見出しだけ書いてくれました。
でもそれ以上は時間がないようなので、
僕が代わりにに書きます。笑



仕事のやりがい…そんなことを言っていた時期もありました

・・・つまり、今は無いということですよね。
自社のサービス・製品で満足する人を見ることがやりがいとか、
やりがいはいろいろありますが、
今や忙しすぎて、やりがいが何かなんて考えている暇は
ないんでしょうね・・・。



自己成長…期待するだけアホでした

今の職場にいても、成長はできないということでしょうね。
例えば、この仕事での業務経験が今後のキャリアにも活かせて・・・
といった、成長を期待していたのに、
今や目の前の大量の業務をこなすことに必死という意味でしょう。



お金のため…ある意味あっているけど、実は違う本当の社畜根性

これは一体・・・
お金のためであり、
本当は上司に怒られたくない・・・とかですよね。



もうこれ以上怒られたくない…理不尽なバカ上司に壊された正常な判断力

長い目で見て、自社のサービスが顧客に貢献するかといった視点や、
世の中が今後どうなっていくかという視点ではなく、
目の前に居座る理不尽な上司に怒られないという視点でしか、
行動・意思決定できない。
正常な判断力が奪われている状態。
これはもう致命的ですよね。
こういう人が大量に働いている会社は、
そりゃ方向性見誤りますし、
不祥事も出て当然ですよね。



裏切りと見捨てる文化…一度ミスると復活できない雰囲気

これは怖いですよね。
特に、新しいことをするときには失敗はつきものなのに、
一度の失敗さえ許されないとなると、
みんな萎縮してしまう。
想像しただけでも息が詰まりそうです。



怒られないために働く社畜…お金よりも平和な日常を求める

働く理由が、自己実現のためでなく、
お金のためでなく、
ただただ、怒られないため。
なんという、異常な心理・・・・。
怒られず、平和な日常を求め、日々ひたすら仕事をする。



職場での平和な日常…それを支えるボロボロのプライベート

この友人、最近は睡眠がロクに取れていないようです。
そんな、プライベートな時間をボロボロにして、
職場の日常を必死につくっている・・・・。
ああ、なんて状況でしょう。



おわりに

投稿前に、上の内容を本人に見せたのですが、
「良いよこれで投稿して。だいたいあってるし。」
だそうです。

友人は、さすがに退職も視野に入れているようです。
とにかく、心身の健康を取り戻してほしいです。