毎日が経営学

テクノロジーをビジネスにするための考え方を書いていくブログ

合理性の無い「オールジャパンで新規事業」への違和感

技術移転の案件を担当していて、
しばしば出くわすのが、
「その技術、ぜひ日本企業でやりましょう!」
オールジャパンで進めましょう!」

みたいな言葉。

え?なんで?なんで日本に限定する?
そこに合理性があれば、良いと思います。
例えば、地理的に近くて連携がしやすいとか、
日本でやることで優位な点があるとか。

でも、理由は何もないのに、
日本を盛り上げるためにオールジャパンで!なんて言われても・・・。


今、担当している案件でも、
まわりの人が日本企業での事業化を前提としたようなものがあるのですが、
私は、
技術のポテンシャルを高く認めてくれて、
事業化をやり遂げる気があって、
同じマーケットやゴールを見据えることができて、
妥当な対価で契約してくれる企業であれば、
別に日本国内に限定する理由なんて1つもないと思っています。

これを、日本への裏切り行為だとは思わないし、
どんどん国内外問わずライセンスを受けて事業化したり、
共同研究してくれる企業がたくさんいてくれればいいと思っています。

たとえ料理が下手なあなたでも、包丁で手を切らない方法

かんたんです。

常に、切れ味バツグンの状態の包丁を使うこと。

もう、撫でるだけで気持ちよく切れるくらいの切れ味だと良いですね。

そうすると、無駄な力を入れようとしませんから、
ケガのリスクは減ります。
切れ味の悪い包丁でギコギコやるのはナンセンス。

また、少しでも手や指をかすめれば、ケガをするという緊張感もありますし。


料理に苦手意識がある人は、切れ味バツグンの良い包丁を用意することに
抵抗があるかもしれませんが、
ぜひ試してみてほしいです。



私は、かなりの頻度でフルーツを切りますし、肉も切りますが、
切れ味の良い包丁は気持ちがいいですね!
というか、切れ味の悪い包丁でどう切ったらいいか分からないです。


夏にBBQをしたときに、備え付けの包丁の切れ味が悪すぎて、
「おれ、切れ味バツグンじゃないと包丁つかえないわ~~」
と言ってしまいました。

ぜひ、このように気取ってみてください。

社内向け技報なんて仕組みはなくしてしまえ。組織内向けの資料作成は最低限にしよう。

もう半年以上前の話ですが、
某製造業で働いていたとき、社内向けの技報というものがありました。
自分たちが行った実験やベンチマーク調査内容などを、
技報として残し、社内ネットで閲覧できるようにする仕組みです。
年あたりのノルマもありました。

個人で作成するので、私も技報を書いたのですが、
もう、この仕事がとにかく嫌で嫌で仕方なかったんです。

嫌で仕方なかったというか、技報を書く意味が理解できなかった。

自分の中で結論が出て、終わったものを綺麗にキッチリまとめるのに時間をいっぱい使うなんて、
なんて無駄なんだと思ってました。
そんなことする時間があるんだったら、次のアイデア考えようよ・・・。

技報を綺麗なフォーマットでまとめて、上司に判子まわりして、
ノルマを達成して喜んで、評価されて・・・みたいな仕組み、
ほんとにまるごと無くしてしまえいいと思いましたね。


今、働き方改革とか健康経営とか最速で決断するリーダー育成とか、
いろいろ言われて、具体的にどうすればいいかなどの話もされていますが、
こういう社内向け資料の大幅削減や、完成度の大幅下げは、
第一にするべきでしょうね。



今の大学での技術移転の仕事でも、
チーム内共有とか、
打合せなどでは、完成度の高い資料を用意しようとは全くせず、
議事録もカッチリ残したりしません。
同意したことや次へのアクションを箇条書きで明記し、
ホワイトボードの写真をそのまま添付して終わり。
これで十分ですし、今のところ特に困っていませんね。

整理を極めれば整頓の必要は無い

これは私の自室です。

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モノが少な目かなと思います。



私は、整頓はとっても苦手です。めんどくさいし。


ですが、整理は割と得意です。
いらなくなったものは捨てる。
もらったものでも、好きじゃなければ捨てる。
以前、「人生がときめく片付けの魔法」を読んで、
ゴミ袋8袋弱捨てたことがあります。

その時に、
人がモノを捨てられないのは、未来への執着か、過去への執着であり、
今を生きてない証拠だと習いました。

なので、
触ってみてときめかない、今一緒に自分と生きていないモノは、
捨てるようにしています。

仕事でもバンバン書類捨ててます。(ええんか・・・)


こうやって整理をして、モノの絶対量を減らすことで、
整頓の必要はなくなります。
整頓しないといけないほどモノもないし。



自分が厳選して残した、
好きなモノに囲まれる空間は、とても良いです。