【書評】『インベスターZ(1)』これはもはや、人生の教科書。

インベスターZというマンガ、ご存知でしょうか。

インベスターZ(1)

インベスターZ(1)

主人公は道塾という高校に入学し、投資部という部に入ります。
投資部は、巨額の資産を動かして、高校の運営に必要なお金を稼ぐ部活で、
各学年主席で入学した1人ずつの6人で構成されています。
投資部に入部した主人公、財前が、投資に身を投じていくお話です。

とにかく、フィクションとしても面白いんですが、
ホントに勉強になります。
もう、義務教育の教科書、これにしようよ。笑




1巻の中で、よかったフレーズは

  • 的外れなところで頑張ることに価値などない
  • 運が向いてきたときに戦略を練っていたかどうか
  • お金により、人は人を信じられるコミュニケーション方法を得た
  • 株に考えはいらない、法則でやれ

的外れなところで頑張ることに価値などない

日本人に多い発想かもしれませんが、
がんばったんだから、評価してくれ、という心理。
がんばる方向性が正しかったのかの判断はせずに、
がんばったことを評価してくれというもの。
そして、がんばることに意味がある、価値があるべきだという発想。
これに対して、
的外れなところで頑張ることに価値などない、というバッサリな指摘、
私は大賛成です。
がんばりに比例して評価してくれ、というのがそもそもおかしく、
この考え方が、長時間労働、残業してまで頑張っている姿を見てくれ、
という心理にもつながっている気がしますね。

頑張る方向性も常に考える必要があることを、
あらためて考えさせられました。



運が向いてきたときに戦略を練っていたかどうか

仕事でも、運の要素はいつもあります。
「こんなの、運ゲーじゃん」
なんて発言、よく聞きます。
でも、その運が向いてきた時に、
待ってましたとばかりに行動を起こせる人は少ない。
エジソンの言う、
『99%の努力と1%のひらめき』
とか
婚活中女性が
『理想の男性をきっちり定めたら、その通りの人が現れた』
みたいなのと同じだと思います。
準備している人にしか、チャンスはつかめない。




お金により、人は人を信じられるコミュニケーション方法を得た

日本では、お金の良くない面にフォーカスされることが多いと思います。
儲けようとして失敗した、とか。
なんか、少ない見返りで身を削って仕事することに美徳を覚える文化というか、
バリバリ稼ぎましょうよ、というのがあまり受け入れられないというか。
お金の話を大々的にすることさえ、あまり良しとされない風潮とか。
でも、通貨をつくることで、安心して物を交換することができるようになり、
お金を得ることで、人に信じてもらえるし、信じることもできるようになった。
お金には良い面がたっくさんある。



株に考えはいらない、法則でやれ

これは、技術移転の仕事にも、バッチリあてはまると思います。
新技術の売り込みやヒアリングを企業相手にしていると
「この技術、どこも欲しがらないのか・・・」
という心理になることが、多々あります。
ここで、
「う~ん、どうせ次の企業もダメだろうなぁ・・・」
と思い始めて、インタビューを辞めてしまうと、
本末転倒。
最初に決めた、
まず、20社インタビューする。どこにも引き合いがなければ、次のアクションを考える。
というルールに従って、まずは20社インタビューすることが大切です。
10社やったところで、下手にあれこれ考えて歩みを止めてしまわないように、
法則を守ることが必要です。




おわりに

いや~~~インベスターZ、読んでてワックワクしますよ。
どんどん読んで、どんどん書評書いていきます。