毎日が経営学

テクノロジーをビジネスにするための考え方を書いていくブログ

アナウンサーは第三者目線の報道なんかできない

とあるアナウンサーが、Twitterで自分が好きな球団ではない球団の
取材をしたくないような発言をした件ですが、
ネット上には、
「アナウンサーをやめろ」
「失礼」
などなど、バッシングのコメントがたくさんありましたが、
この事件をきっかけに、アナウンサーについて
ちょっと思うことがあります。




アナウンサーの仕事とは何か

アナウンサーの仕事ってなんなんでしょうね。
市民に事実を伝える事でしょうか。
公平な立場から事実を伝えるのがいいのでしょうか。
アナウンサー本人が伝えたいことを伝えるのでしょうか。
それとも第三者の立場から、冷静に事実を伝えるのでしょうか。




第三者の立場なんてありえるのか

私は、この第三者の立場なんて、ありえないんじゃないかと思っています。
第三者の立場とは、

  • 誰の側にも立たない
  • どちらにも肩入れしない
  • どちらの見方に・もならない
  • 公平であること

でしょうか?
いやいやこんなこと不可能じゃないでしょうかね。


機械に記事を読ませているわけじゃあるまいし、
アナウンサー本人にだって伝えたいものや伝えたい気持ち・理由があって
仕事しているでしょう。

どんなに頑張っても、第三者の立場としての報道なんかできないんじゃないでしょうかね。
大変な仕事を、情熱をもって取り組んでる段階ですでに自分ごとなわけで。

もし、聴衆の利益になるようにするのが第三者としての報道であれば
それはそれでどうかと。

あと、ネット上のコメントの中に、
「フリーなんだから断れ」
という発言がちらほら見られましたが、
それは一見正しそうですが、内部を見れば様々な力関係のせいで、そうもいかない
んじゃないかな、と。これは私の勝手な予測です。




Twitterで言うべきではなかっただけ

今回の件、Twitterで言ったことだけは問題でしたね。
文字として残ってしまいますし、
ニュワンスや深刻さが正確に伝わらないので。
あと拡散されて炎上しやすいし。





最後に、言いたいことは、
某一頭身ピンク戦士のオーケストラコンサートMCを見る限り、
かなり好き嫌いの気持ちが先行する方なので、
私と同じものを感じました。笑

そういや「好き嫌いと経営」って本があったね。