毎日が経営学

テクノロジーをビジネスにするための考え方を書いていくブログ

「しなきゃ損」「食べなきゃ損」「もらわなきゃ損」○○しないと損という罠

f:id:landyny:20180726224302j:plain

○○しなきゃ損の落とし穴

せっかくなんだから、体験しなきゃ損!
せっかくここまで来たんだから、食べなきゃ損!
無料券をもらったから、もらいにいかないと損!

のように、
○○しないと損!
というフレーズをたまに聞きますが、
どうにも僕はこれに違和感を覚えるんです。

しなきゃ損!
って言って、損失を回避しているように見えて、
ぜんぜん回避できてないな、と思うんです。

たとえば、
コーヒー一杯無料券とか、
ドーナツ2個無料券とかをもらった場合に、
もらいにいかないと損!!
と言って、わざわざ時間と労力をかけてもらいに行く。
その行動は、本当に有意義でしょうか?

別にコーヒー無料券が手元にあったって、
その券を捨てて、近場でコーヒーを買う。
そして、有料のコーヒーを飲みながら、
時間を有意義に過ごす。

これで何か問題ありますかね?

僕は、よくなか卯に行きますが、
からあげ無料券をくれることが多いです。
でも、
からあげ無料券を使わないと損だと考えて、
わざわざなか卯へ行くことはありません。

たまたま、なか卯の親子丼食べたいな~と思った時に
無料券があれば使いますし、
行く機会が無ければ、無料券は捨てます。

無料券のために、わざわざ行動を変えることはないですね。

○○しなきゃ損!という発想が、
人間の自由な行動を制約していることに、
僕は危機感を覚えます。



「しなきゃ損」よりも、「したほうが充実する」を優先しよう

損したくないから行動するのではなくて、
行動したほうが充実するから、行動する。
行動したほうが楽しいから、行動する。
充実する・楽しいという感情にフォーカスしたほうが、
良い時間を過ごせると思います。

損したくない!で行動するその時間こそが損ですかね。




(おしまい。)


=============================

↓私、ランディーニの自己紹介です。
landyny.hatenablog.com

Twitterのフォローもぜひ。
twitter.com