毎日が経営学

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相手の時間を奪わない、アポ取りメールの例文

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(京都の植物園で撮った桜です。)

仕事で私が受け取ったアポ依頼のメールで、イラっとしたもの

先日、仕事でこんなメールをもらいました。

先方A
「こんにちは。ランディーニさん。今月末のX日に、
そちらの近くへ伺うのですが、よければお打ち合わせどうでしょうか?」


(ふむ・・・お打ち合わせって、一体なんの?)


「こんにちは、おひさしぶりです。あいにく、その日は
遠方に出張の可能性が高いのですが、調整してみましょうか。
お打ち合わせの内容は、どのような内容になりますでしょうか?」

先方A
「ちょうどそちら付近へお伺いするので、
ご挨拶と情報交換をと思いまして。」


(・・・遠方への出張を調整しないと時間が確保できないのに、
打合せの内容がご挨拶と情報交換だけ?)


もう、返事は送りませんでした。

このような、
「そろそろ情報交換いかがでしょうか?」
というような依頼って、多いんです。

たしかに、有益な情報交換もありますので、
一概に情報交換の機会を捨てるわけではないのですが、
出来る事なら、打合せ前に、
その目的・意義・目次などを伝えてほしいです。



アポ取りメールに入れる内容について

では、こちらが先方にアポを取りたい場合には、
どのような内容のメールを送ればよいか?
盛り込む情報は、下記です。


1)アポをとりたい、こちらの目的
2)会う場所、もしくは手段(Webミーティングのシステムなど)
3)3つくらいの日時候補
4)所用時間
5)先方が得るであろう利益(あれば)



1)アポをとりたい、こちらの目的
まず、何よりもこれが重要ではないでそうか。
なぜ、私はあなたに会いたいのか?
あたなの時間を奪ってでも、
私がしたいことは何なのか?
これを述べましょう。


2)会う場所、もしくは手段(Webミーティングのシステムなど)
こちらが会いに行く方が当然良いと思いますが、
遠方すぎる場合などは、
Webミーティングでも良いでしょう。


3)3つくらいの日時候補
こちらからお願いしているわけなので、
さきにこちらが日時候補を提示し、
先方に選んでいただくのが良いと思います。


4)所用時間
1時間程度なのか、2時間かかってしまうのかなど、
だいたいの所要時間も伝えましょう。


5)先方が得るであろう利益(あれば)
この打合せの結果、
相手が得られるメリット、例えば、
最新の情報や、相手が以前から要求していたデータなど、
あれば示すのが良いと思います。


実際のアポ取り例文

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XX様

お世話になっております。
ランディーニです。

先日少しお話しましたXXの件で、
より企画に落とし込んでいくための、
打合せのお時間をいただけないでしょうか?

もしよろしければ、
XX様の事務所へお伺いします。

下記候補日のうち、2時間程度、お時間をいただけないでしょうか。

7月25日(水) PM
7月27日(金) PM
7月30日(月) 終日

話の進み次第では、
そのままXX様に発注できるかと考えています。

ご検討、よろしくお願いいたします。
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ざっとこんな感じでしょうか。
相手との人間関係によっては、
もう少し砕けた感じにします。


終わりに、相手の時間を奪ってしまうということを常に考えよう

アポ取りは、相手の貴重な時間を奪ってしまうことを、
常に考えましょう。
そのために、相手が1時間割いてくれることのメリットを、
なんとか用意することも、
大切です。

お菓子の手土産でも。(笑)



(おしまい。)


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