毎日が経営学

テクノロジーをビジネスにするための考え方を書いていくブログ

人間の仕事を奪うと言われている人工知能は、ななめドラム洗濯乾燥機と同じ。人間をラクにし、自由にしてくれると考えよう。

いよいよ実用レベルになる人工知能は、ななめドラム洗濯乾燥機と同じ


AIがホワイトカラーの仕事を奪う、って言われていますが、
ネガティブにとらえなくてもいいんじゃないかな。
僕たちの仕事が、もっと楽になって、
コアな部分に、集中できるんじゃないかな。


ななめドラムの全自動選択乾燥機がまさに発売されようとしている時に、
「主婦の毎日の洗濯という仕事を奪うのか!!!」
というのに似ている気がします。




ななめドラムは、洗濯物を放り込めば約3時間で乾燥まで終わります。
たしかに、物干しに干すという主婦の仕事を奪っています。
でも、それで主婦は不幸になったかというと、そうではなく、
自由時間が生まれた
んじゃないでしょうか。




  • もともとは人がしていた仕事を
  • 人ではないモノが代わりに自動でやるようになり
  • 人間の生活が変わる

この共通点、AIもななめドラム全自動洗濯乾燥機も同じですよね。



今後についてどう考えればよいか

まず、いま人間がやっている仕事の一部をAIができるようになる未来を、受け入れる。
そして、そうなった未来で、人間は何を楽しんでいるのかを考えてみる。

人工知能は悪だ!」
「そんなものを作っている奴らは悪魔だ!」
「どうにかして抵抗するぞ!」
という、反発ではなく、
諦めてAIを受け入れる。
そして、その上で人間は一体なにを楽しみに生きているのか、考える。

全自動洗濯乾燥機のおかげで、洗濯板を踏む楽しみはなくなったけど、
その分、子供と触れ合う時間が増えたとか。

人間、本質的にはナマケモノで、
便利なものが出て来てもキリがないくらい、貪欲になまけて、かつ楽しむ道を
開拓できると思います。笑

AIと聞くとネガティブなイメージを持ちがちですが、
未来は楽しくなるんだと考えると
いいんじゃないでしょうか。