毎日が経営学

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トライアンドエラーが詰まったすばらしい記事『日本企業は「礼儀正しく時間を奪う」 マイクロソフトが働き方改革で歩んだ“地雷だらけ”の道』

ちょっと古いですが、下記記事を読みました。
トライアンドエラーが生々しく書かれていて、
夢中で一気に読んでしまいました。

logmi.jp

私自信、大企業で働いていた経験や、
昨今の働き方改革・健康経営の状況を見ていて、思ったこと。

「私は会議でなにかが決まるのを初めて見ました」

Microsoftインターンに行った日本企業人が言った言葉だそうです。
私もこれについては、とても共感できます。
会議が儀式にしかなっていない場合が多く
「一応、会議というステップを経て、みんなで決めたことだからねっ!」
っていう儀式にしか見えないものも多かったですね。
あと、会議が終わったあとの帰り道で、
「でもあれさあ・・・」
って話始める社員。会議で言えよ。


「礼儀正しく時間を奪う」。礼儀は正しいんです。良かれと思ってやっているんです。ですが、結果的に裁量能力があるはずの人の一番貴重な時間というリソースが奪われていってしまうんですね。

なんでもかんでもFace to Faceで報告しよとして、
とても高い価値を出せる社員の時間をどんどん奪う例のお話。
お伺いとか、ご報告とか、
逐一やっても時間の無駄ですよねぇ。


働き改革の話をするとき、必ず管理職が思うこと。何を思うのか。「そんなにね、いつでもどこでも仕事ができるようにしたら社員が仕事をサボるのではないですか?」。心配しないでください。私の答えは1つです。「そういう社員はもうサボってます」。サボっているんですよ、そういう人たちは。よーく見てみてください。きっとネットサーフィンしてます。スマホの中でなにか買い物してます。結局、サボり方が変わるだけなんですよ。

なるほどです。
たしかに、管理職となると、すべての人を拾おうとしてしまうんでしょうが、
そこはもうサボり方が変わるだけだと思えばいいんですね。





これ、現地で聞きたかったな。