毎日が経営学

テクノロジーをビジネスにするための考え方を書いていくブログ

裁量労働で仕事していくために必要なのは、仕事は結果で勝負するという覚悟と自信

裁量労働制について、
定額働かせ放題とか、
定額さぼり放題とか、
いろいろ言われていますよね。

私は裁量労働制なので、
裁量労働制について、私の考えを書きます。



私にとっての裁量労働のメリット

・仕事の中身と成果に集中できる
・残業代などを考えなくて良い
・半日休んだりなど、自由に働ける

まず、私は年俸制裁量労働です。
どれぐらい努力したかや、どれくらいの時間働いたかと、
給料は無関係です。
なので、良い意味であきらめがつくんですよ。
残業代が出るような会社だと、どうしても残業代を稼ぐために
残業しようという発想が、少なからずありますよね。
でも私の場合は、残業をしても給料は変わらないので、
より生産性をあげてさっさと仕事を片付けようとします。

また、平日のうち半日をたまに休んだりなどして休養し、
より成果をあげる事に集中できます。

私には、裁量労働制はあっているんじゃないでしょうか。



裁量労働制の一般的なメリットは何か

なんといっても、時間の面で融通が利く事じゃないでしょうか。
ちょっとプライベートの事情で早く帰らないといけないとか、
朝遅く出勤するとか。
こういう融通が利くところが、良いんじゃないでしょうか。



裁量労働に向いていない人はどんな人か

・自分の仕事が終わったのに、気をつかって帰らない人
長時間労働を強要されるような人
・結果を出す覚悟ができない人

こういう人は、正直、向いていないんじゃないなかと思います。
定時になって、自分の仕事は終わったけれども、
周りがまだまだ忙しそうにしていて帰りづらい、なんて状況で、
なかなか帰れない人。気を使いすぎてしまう人。
自分だけ違うことをしていいんだろうか・・・・って考えてしまって
行動できない人は、裁量労働制は向いていないんじゃないかなと思いますね。
ここはマインドの問題なので改善可能だとも思いますが。

また、管理職側が、「あいつは裁量労働で残業代がいらないから、あいつに残業させよう」
というマインドの持ち主で、
長時間労働を強要される職場だったりすると最悪です。
そもそも、裁量労働は売り手市場のスキル保有者とか、
ひっぱりだこの分野に使われるのが良いと思いますね。
人海戦術の世界で使われたら、ブラックな未来しか見えませんね。

それから、
裁量労働制で自信をもって働くために必要なことに、
結果を出す覚悟をもつ
ということでしょうか。

何時間働いたかに関わらず、
仕事で結果を出していくんだ、という覚悟と自信。
これが無いと、やっぱり長く働いたことを評価してもらおうとか、
そういう思考回路になってしまいます。



裁量労働に大切なことは、仕事は結果で勝負するという覚悟と自信

何時間働いたかなんて関係ない。
短くても長くても、結果を出すために必要なことをして、
必死でトライアンドエラーを重ねて、
成長していく。
そのために、裁量労働制の時間の融通が利く点を存分に使うことは、
とても良いでしょう。



おわりに

議論の絶えない裁量労働制ですが、
メリットを受けられる人だけ、
つかっていけばいいんじゃないなぁ、と思います。