毎日が経営学

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自己成長に必要な人生の『第二領域』に集中するための勇気をもつ。

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第二領域とは何か

コヴィーの著書『7つの習慣』の中で解説されている、
重要性×緊急性の4つの区別の中で、
緊急ではないが重要であるものを、第二領域と呼びます。
この第二領域が、自己成長にとって欠かせない領域。

例えば、英語を勉強するとか、本を読むとか、運動して体をつくるとか。
今日やらないと困るわけではないけれども、
継続して行っていかないといけないようなものです。

第一領域の、重要で緊急な事は、真っ先にとりかかっているでしょう。
第三領域の、重要でないけど緊急な仕事は、
しょうもないメールだったり電話だったり、
受け身な仕事が多く、ここにも時間を取られるでしょう。
また、第四領域の、重要でない上に緊急でもない仕事は、
企業内の無駄なルールだったりと、案外ここにも時間を取られている。

そして、そんな状態で忙殺される毎日で、
真っ先に犠牲にされるのが、第二領域です。



第二領域がなぜ大切か

私にとっての第二領域には、
英語でディスカッションできるようになる、
体を鍛えて、経営者として活躍できる体力・胆力をつける、
技術移転の力をつけ、研究を事業にする経験を積む、
などです。
これらの力は、今日徹夜して死ぬ気で頑張っても、
得られるものではありません。
獲得するためには、年月がかかります。
日々、この第二領域に時間をたくさん割いた上で、
獲得できるかどうか、という力なのに、
時間を割きもしなければ、修得できるわけがない。

取得すること自体が難しい上に、
時間を割く事自体も、とても難しい。



第二領域に時間を割くことを邪魔してくるものは何か

第二領域にとりかかりたくても、それを邪魔してくるものは山のようにあります。

  • 緊急のメール、電話
  • まわりの人から、話しかけられること
  • そもそも多すぎる無駄な仕事

たいした内容のメールでもないのに、「大至急ご連絡ください」って書かれたメール。
突然かかってくる電話。電話は突然で当たり前ですが、重要度に関係なく時間を奪われます。
朝出勤したときに、「ちょっと良い?」と言って話しかけられる場合。
ホントに緊急な場合はありますが、そうではない場合もありますよね。
そして、そもそも1日あたりにこなす仕事量が多すぎる場合。

このあたりが、第二領域に割くための時間を、どんどん奪っていきます。



第二領域に集中するための勇気をもつ

第二領域にフォーカスして、自己成長するために。
そのために必要なのは、勇気です。
技術とかテクニックじゃなくて、勇気が必要。

相手が緊急だと言うメールでも、多少は無視する勇気。
時間を割く価値が無いと思われる相手からの電話を、居留守する勇気。
大切な時間にアポを入れられないために、ウソのアポを入れる勇気。

自分が今後、長期的に成長していくために、
第二領域にしっかりと時間を割くための勇気をもって、
毎日生きていこうと思います。