毎日が経営学

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ソーシャルゲームは、『ゲーム』ではなく『居場所』にハマっている。

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『ゲーム』と一言でいっても、
Nintendo SwitchPS4のようなゲーム機でやるゲームもあれば、
スマートフォンのブラウザでやるようなゲームまで、いろいろありますね。



その中でも、特にソーシャルゲームと呼ばれるゲームは、
『ゲーム』が面白いからハマっているのではなくて、
ゲームを通して、自分自身の『居場所』があることにハマってしまうものが
多いんじゃないでしょうか。



ソーシャルとはどういう意味か

ソーシャルとは、そのまま日本語にすると『社会』ですよね。


例えば、一人ランニングをしたりするものは、『運動』ですが、
人が集まって競い合ったりする、社会化が起こると、それはスポーツとなります。
運動の社会化、それがスポーツですね。

社会ということは、上下関係・力関係があり、自分の役割があり、居場所がある。
ソーシャルゲームは、単に人とつながるオンラインゲームという事ではなく、
社会化が起こるゲーム、といえますね。

社会化が起こった中での自分の居場所を確保し、守っていくために、
ゲームを続けてしまう。
ゲームを続けなければ、自分の強さや力関係を維持できない。
そのためには、時間をたっぷり投入したり、課金したり。
これがソーシャルゲームにハマる、理由ではないでしょうか。


以前、ソーシャルゲームは無駄な時間だと自覚しているのに
やめられない学生のことを書きましたが、
きっとこの状況なのではないでしょうか。

landyny.hatenablog.com





おもしろい『ゲーム』とはどんなゲームか

私が考える面白いゲームは、
適度なオフライン環境、ほどよくコミュニケーションが取れないものや、
流行していなくてももの、
費やしている時間がすべて充実した時間だと思えるもの、
何かしながらではなく、集中力の100%を投入してやるもの
くらいでしょうか。




おわりに

良いゲームを選ぼうとするときに、
社会化の要素がどれくらいあるか予想して選ぶといいと思います。