毎日が経営学

テクノロジーをビジネスにするための考え方を書いていくブログ

小学生から、スタートアップ経営者に必要なマインドを学んだ話

先日、友人家族と一緒に旅行に行ったときに、小学校くらいの子がいました。M君としましょう。
その子が、車の中でも現地でも、ずーーっと僕に「宇宙クイズ」を出してくるんですよね。

M君「もんだい!宇宙では、ジャンプしたら地球より高く飛べるか?」
私「飛べる」
M君「正解!!」

という感じで。




そのクイズの難易度はどんどん上がってきて、
よくもそこまで知ってるな、と思うほどのレベルになってきて。

それでも、相手は子供だからわざと負けてあげるという気にもならなくて、
こっちも必死で考えて正解しつづけたら、

M君「なんでわかるのん!!!!!」

と非常に悔しそうにしていました。笑

なんでそんなに宇宙クイズばっかり出してくるのかを聞いてみたら、
「宇宙飛行士になりたいねん!!」

と、元気いっぱいに答えてくれました。

なるほどな、宇宙が好きで好きで仕方がないんだなと。

で、どんどん話していると、

学校の図書館にある宇宙に関する本は読みつくして、
宇宙の事を調べまくっているらしい。

そして、M君は、初対面の人に夢を聞かれたときに、ハッキリと自分の夢を言う。


足を動かし続け、まわりの人に発信し続ける、このEffectuationの力こそ、
スタートアップ経営者に必要なものだ!!
と、感じました。




大人になるにつれて、まわりの人はより現実的な夢を語るようになってきたと思います。
でも、例えば

「夢は作家になることです!」
という事を語る人が、まったく物を書くことを初めていなかったり。

将来の夢を語ることをする人は多いですが、その夢に向かって一歩歩き出している人は、
ほんとに少ない。

理由はわかりますよ。夢を夢のまま、保持したいんでしょう。
自分はがんばればこの先夢をかなえることができる、という可能性を
残しておきたいんでしょう。

でも、それじゃきっと実現することは無いでしょうね、だって夢のままにしておくんでしょう。
明日の計画にしないと。

明日、図書館へ行って宇宙を調べないと、一歩も近づきませんよね。






元気いっぱいに自分の夢を語り、宇宙に向けて歩みを続ける小学生を見て、
そんなことを思いました。
M君にはぜひ、その足を止めないでほしい。