毎日が経営学

テクノロジーをビジネスにするための考え方を書いていくブログ

経営者になるためのお手本になる、すごい先輩M

今、一緒に仕事をしている先輩が、
経営者になるためのお手本として、すごいんです。
どうすごいか。書いていきます。




打合せ・交渉の場で、宿題と次のアクションをしっかり決める

そのM先輩のすごいところはずばり、
打合せの場で即決するんです。


例えば、大学の研究者と、その研究者の技術をもっと高めるために
共同研究するかどうかを某大企業としているときに、
普通なら、「一旦もちかえって考えます」と言いそうなところを
「では、我々の宿題は○○ですね」
「では、○日までに、この部分を洗い出して、最後つめましょう」
「その点は、○○とします。」

など、その場でサクっと整理して、決断しちゃうんです。




僕は、その研究者の研究概要を論文を読んで理解し、
特許内容にも目を通して、
どう共同研究やライセンスなどといった事業化ステップをとるか必死に考えて、
打合せにのぞんでいます。


そのすごい先輩Mは、たぶん研究概要の理解はそこそこ。特許の内容はおそらく見ていない。
出願人が個人なのか大学なのかさえ見ていない。


なのに、打合せの場で、すべて拾って決断するんですよね。

すごいです。



すごい先輩Mの経歴

その先輩の経歴を調べたところ、
とある某メーカーのスピンアウト社で経営をしていて、
さらにはそのあと、別の組織へ写り、長年赤字だった組織を
黒字に導いたそうです。
凄腕経営者じゃねえか・・・・。笑



自分として、どう見習っていくか

すごい先輩Mみたいになるために、どうしたらいいのか考えました。
まずは、打合せやその場で、宿題と次のアクションを必死で決めるようにする、
ということがまず実践できることでしょうか。
そのために、何を目的に、誰にメリットがあればよいかを定めていると、ブレないのかなと思います。
下調べは、その先輩Mはあんまりしませんが、
そこは見習わず、今はきっちり調べて、自分なりに仮説と戦略をもって、
打ち合わせや交渉にのぞみ、力をつけていきたい。


経営についての本を最近読んだのですが、
その中にも、
"社長がわざわざ訪問してきたのに、決めずに帰るんだったら何しに来たのか!?"
というフレーズがありました。まさにそうだと思います。
即決力、磨きたいもんです。