毎日が経営学

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信用される人と信頼される人の違い。経営者はどちらを目指すべきか。

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信頼できる人と、信用できる人
どうちがうんでしょうか。

私は、明確に違いがあります。




信用できる人とは

信用は、アウトプットに寄せるもので、
とある人がする仕事の内容、出してくる結果がいかにイケているか。
とてもgoodな結果を出してくる人であれば、信用できる人です。
「あの人に、100万円で依頼したんだから、このくらいの結果が返ってくるだろう」と、
信用するわけです。

信用できる人は私のまわりにもたくさんいます。
でも、この場合、その人が出してくる結果を信じているのであって、
その人自体を信じているわけではありません。



信頼できる人とは

信頼とは、アウトプットではなく、人に対して寄せるものです。
「あの人からの依頼だから、対応してあげようか」
「あの人なら、こたえてくれるんじゃないだろうか」
という風に、人柄や頑張る姿勢を見たりする中で、
この人は信頼できる、という風になるわけです。


この場合、信頼しているんだけど、ちょっとおっちょこちょい、
なんてこともあるでしょう。
でも、総じてその人を人として信じているわけです。



ベンチャーの社長・経営者は、信用と信頼どっちを獲得すべきか

どっちもあるにこしたことは無いでしょうが、
私は信頼の方が獲得すべきじゃないかなと思います。
「あの人のために手助けしてあげよう」
「あの人を応援してあげよう」
「あの人の実現しようとする未来を見てみたい」
といった風に、参謀が協力してくれやすいのではないかと。


当然、私も信用されたいですし、信頼されたいです。
でも、今は仕事のアウトプットを激烈に信用しろというより、
信頼されるよう、働いていきたいですね。