毎日が経営学

テクノロジーをビジネスにするための考え方を書いていくブログ

バカと天才は紙一重 な体験

技術移転・技術の事業化を仕事にしていると、
日々、いろんな人とはじめましてのご挨拶をします。
そんな中、先日、『バカと天才は紙一重』を実感する人に
お会いしました。笑




バカとはどんな人か

バカとは、どんな人のことをイメージしますか?

  • 他人の話を理解できない人
  • 他人にものをうまく伝えられない人
  • 何回やっても失敗する人
  • 何回やっても手順を覚えられない人
  • 趣旨を理解していない人
  • 不要なことをやる人

・・・こんなところでしょうか。



天才とはどんな人か

  • まわりの人が思いつかないことを思いつく
  • 誰もできないことができる
  • 物事を一瞬で理解する
  • 1回ですべてを記憶してしまう

・・・と、こちらもこのあたりでしょうか。

こうやって比較すると、バカと天才はぜんぜん違いますよね。
そりゃ大違い。



相手がバカか天才か、何を根拠に判断するか?

じゃあ、目の前の相手がバカと天才のどっちにあてはまるか
考えるときはどうでしょうか。

私が相手と話をしていて、

  • 相手の言う内容が分からない
  • 相手の意図が理解できない
  • 相手の趣旨が理解できない
  • 何度話をしても、意思疎通ができない


上のような場合、相手のことをバカだと判断しますか?



・・・そう、まさに先日、私にこのような場面がありました。

(なんか、説明しても伝わらない・・・)
(相手はこちらの話を要約して返してくるけど、なんか間違ってる・・・)
(次なんの話をしよう・・・)
などを考えながら話していたのですが、

結果は、その方は超絶な天才でした。
その場ではよく分からなかったのですが、
お別れした後に送られてきた資料を見て、
(やばい、すべて理解されている、核心をつかれている・・・)
と思いました。笑



正規分布の真ん中にいる人間は、相手をみてバカか天才かの判断なんてできない

正規分布の真ん中あたりにいたとすると、
片方の端の天才なのか、もう片方のバカなのか、
判断がつかないということです。

なので、相手のことを、バカだな~~っと思ったら、
天才の可能性があると、心にとめておきましょう。笑



人相手だけではなく、新規事業のネタなんかも、これがあてはまりますね。