NintendoSwitchの30秒動画投稿は広告自動量産のすばらしい仕掛けである

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先日、Nintendo Switchの本体のアップデートがあり、
ゲーム中の映像を、30秒の動画ファイルに保存できる機能が
追加されました。

この30秒動画は、見事な広告の仕掛けだなと思いました。




まず、プレイヤーにとっての良いこと

  • ゲーム中に動画を撮るぞ!気負わなくてよい
  • 難しい機材などを使わず、簡単に動画が作成できる


スイッチ本体の録画ボタンを押すと、押してから30秒前までのゲーム画面が
動画になります。
ドライブレコーダーのように、事故があったらその前後を保存する、
という仕組みに似ていますね。
この、30秒前にもどって保存してくれるおかげで、
「これから動画撮影するぞ!」と気負って録画ボタンを押してから
撮影するのではなく、
「あ、いまの面白かった!」と思ってからボタンを押せばいいので、
ゲームの楽しさを損なわずに、動画にできるんですよね。

また、ゲーム実況者なんかは録画用の機器などを使っているでしょうが、
本体機能なので何も必要ありません。

そして、TwitterFacebookなどのSNSに、ダイレクトにアップできます。


ストレスフリーに動画を作成し、簡単にアップする仕組みができています。
心理的なハードルが少なく、軽い動画をSNSにアップする人があらわれる事で、
任天堂にもメリットがあります。




30秒の動画はとても良い広告

30秒の動画を見ていて思ったことは、
30秒って案外長い、ということ。

30秒じゃ何も伝えられないんじゃないかと思いましたが、
案外30秒以内でゲームの面白さって伝わりますね。

敵にやられたシーンや、かっこよく敵を倒したシーン、など。
でも、当然30秒ではゲームの全体すべてはわかりません。
だから、気になるわけですよね。
30秒動画を見た人が、「このゲームおもしろそう!」と感じて、
ホームページへアクセスしたりしたら・・・・これはもう立派な広告となっていますね。




各層ごとにウケる広告ができるシステム

TwitterなどのSNSは、みんな同じように使っていますが、
誰を登録するかによって、ずいぶんとリテラシーや社会的な層が異なりますよね。


これは私の仮説ですが、SNSでつながっている人同志は、わりと似たような生き方をし、
同じような笑いのツボを持っているのではないか、と。

であれば、それぞれの年代・性別・リテラシー・笑いのツボにはまる、
動画が作成され、シェアされていく。

任天堂側が、
「大学生にはこのポイントをアピールしよう・・・」
「社会人には、ここをアピールしよう・・・」
と、顧客別にアピールの仕方を考える必要もなく、
それぞれの顧客セグメントが当人たちにウケるものをつくっていってくれる。

今回のアップデートで追加された30秒動画撮影は、
そんな可能性があるな、と考えていたのでした。



僕も、ゼルダのブレスオブザワイルドで草原を駆けているシーンや、
ガーディアンのビームをかわす映像なんかを撮りました。笑