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学会・シンポジウムは何をする場所なのか?

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シンポジウムや学会って、何を目的に開催されるものでしょうか。

先日、とある業界のシンポジウム・研究発表会を聞いてきました。
広いホールで、大学の先生の発表と、それに関わる企業のプレゼンがありました。

その中で、ちょっと残念だな・・・と思ったことがありました。




開会前、異常に媚びをうるような挨拶をしている人がたくさん

そりゃ、大学の研究者と企業の人が両方来ているので、
そうやって挨拶してネットワークをつくろうとすることは
とても大切だと思いますし、
僕だってネットワーキング会に参加したときは、
いろんな方に挨拶をします。
が、その日見た人たちは、なんか目的もなく、
とにかく気にいられよう、角をたてないよう、
という感じがプンプンしていて。。。

1個人として挨拶をしているというより、
もはや人格まで会社に縛られているようでした。
優秀な社会人なんだろうとは思いますが、なんか
見ていて残念でした。



発表者が演題に立ったら、誰よりも早く拍手をしてアピール

他にも、発表者が演題にあらわれるとすぐに、
誰よりも早くに大歓迎といわんばかりの拍手をとばして
いる人もいますね。
これもすごい気持ち悪い。
発表者からすると、嬉しいのかもしれませんが、
部外者からすると、馴れ合いで気持ち悪くみえてしまうのでは・・・。
さらに、演題で発表している先生をスマホで撮影していました。
きっとあとで、媚びを売るための材料なんでしょうね。



学会・シンポジウムは何をする場所なのか

学会であれば、学術的な内容の共有や意見交換、
シンポジウムも、まあそうでしょうか。
でも実際は、業界のピラミッドの上位の人をいかに持ち上げるかや、
政治的な面なども入ってきていますね。

後者の色が強くなってくると、
ちょっと残念ですが
新しいビジネスを立ち上げる上では、
こういった政治的な背景も、大切なんでしょうね。