毎日が経営学

テクノロジーをビジネスにするための考え方を書いていくブログ

先輩とランチに行くのを辞めたら良いことだらけだった話

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2016年の4月に、
千田琢哉さんの著書

「現状を破壊するには、「ぬるま湯」を飛び出さなければならない。」

を読みました。

その本の中で、
落ちこぼれの先輩とランチを食べる事はとても危険で、どうしても避けられない場合
であっても、隣に座られるのは避けろ、
という内容の事が書かれてていました。

 

これを読んだ時、とても衝撃を受けたのと同時に、
「あー。。。いつも先輩と食べてる・・・しかも、残念な先輩と・・・どうしよう」
と思いました。

しばらく悩みましたが、
「よし!明日からはあの先輩と食べるのは、やめよう!」
と、決断しました。

 

 

本を読んだら、その本に書いてあった事を何か1つでも実行するべきだ、と
いつも思って本を読んでますし、
1000円とか1500円払って、自分の習慣が何か一つでも変わるのなら、
充分に元をとっていると考えています。
なので、今回、「先輩とのランチをやめる」という事を実行することにしました。

 

 

そもそも先輩とのランチで話していた内容


先輩と毎日ランチを食べている間、何を話していた考えてみると、

(1)今のプロジェクトや会社についての不満・不平・愚痴
(2)最近のゲームについて
(3)その他雑談

くらいなもんでした。

(2)は、私がゲーム好きなので私が話をふっているのですが(笑)
圧倒的に(1)の比率が高かったです。ほとんど(1)ですね。
上司のリーダーシップがどうのこうの、会社として経営がうんぬんかんぬん、
そんな話が多かったです。
で、たっぷりプロジェクトに対する不満を語り合った後、午後一番の会議で、
その内容をしっかり発言するかというと、全然何も言わないわけですよ。

なので、思い切って、こんなランチやめようと思いました。

 

 

どうやって断ったか

 

まあそんなに難しくは無かったです。
研究が主な内容だったので、時間がかかる実験の場合、ランチ時間にずれ込む事は多々あります。
なので、
「ちょっと実験が立て込んでいますので」
と言って断りはじめて、
「最近、ちょっとバタバタしていますので、もう気にせずランチいってください」
という風に、さらに断りを入れ、そのあとはもう自然消滅しました。

簡単でしたね・・・。

 

 

空いたランチ時間の活用方法とその効果

 

(1)仕事の効率がよくなった
(2)社外の人とランチを食べることで、刺激をもらえた

 

まず(1)の、
仕事を効率よく組むことができました。
当たり前の話なんですけど、先輩とランチに行くために、昼にさしかかりそうな実験を
後に回したりとかしてたんですよね。
今から考えればアホな話ですよ、昼ご飯食べるために出勤してたのかと。
でもそういったことが無くなり、効率がよくなりました。

 

(2)の、社外の人とランチを食べる、これがホントに良かったですね。
やっぱり、「社内で活躍するためには社外人脈が大切!」という一見矛盾みたいな話が
本当に正しいと実感しました。
自分がプロジェクトの中でおかれてる状況を、客観的に見てくれますし、
こっちも相手の仕事について、新鮮な気持ちで意見できるので、
すばらしい刺激と息抜きになりました。

 

ランチを先輩と食べないという決断をしてから1年半後に転職したのですが、
その時ランチを時々食べていた人と、今仕事をしています。
そんなご縁もあったり。笑

 


今は、社内外問わず、ランチ時間も仲間と意見交換・情報共有をする時間として、
重宝しています。